種ヶ島

いろいろなエッセイを書いてます。

失われた20年は嘘? バブルが崩壊してGDPは横ばいでも成長してる!?


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バブルが崩壊してからの方が、とても便利になってるから、世の中【成長】してるんじゃないか!?! って言う話しです。

意外と成長してる?!?

バブルが崩壊したのは1990年頃で、今は2017年なので27年ほどたってます。

この間、景気や株価が良かったり悪かったり、給与やボーナスが減ったり、残業が増えたりしたので、日本は成長してないと言われていますが。。。

しかし、とても便利な世の中になっているので、「そこそこ成長している」と思ったので、その辺りを考えてみました。

 

例えば、国民の半分以上はスマホを持っていますよね。スマホで動画、ゲーム、インターネット、電話、メール、カーナビなどなど、色々なことができますが、スマホは失われた20年の真っ只中の2007年に登場しました。他にも便利な物のおおくは、1990年以降に出てきたと言ってもいいくらいです。

 

やっぱり、成長してるんじゃないの!?!

 

成長の指標はGDP(国内総生産)

日本のGDPは、500兆円ほど

GDPとは?超簡単に子供にもわかりやすく解説! |

↑こんな感じで、8円の種イモから128円のポテトチップスが売れれば120円の儲け。各商品の儲けが集まって国内総生産500兆円。

 

GDPが増えたら日本は良くなった。減ったら悪くなった。と言っていますが日本のGDPは1990年頃からは横ばいで概ね500兆円くらいです。それまで右肩上がりだったので、1990年以降を『失われた20年』と言っています。

 

スマホが10万円で買える

今(2017年)では、エクスペリアやアイフォンなどのハイスペックのスマホは10万円くらいで買えますね。バブルが崩壊した1990年頃にどんな物が買えたでしょうか?

  • ブラウン管テレビ
  • 全自動洗濯機 一槽式洗濯脱水 
  • パソコン 28万円ほど
  • スーパーファミコン 

 テレビは大きくて重いブラウン管です。パソコンは今のスマホよりも性能が低いくくて28万円くらいでした。折りたたみ式の携帯電話はありません。

 

バブル崩壊後に、こんな物が発売されました

1990年頃 スーパーファミコン  

1991年頃 リチウムイオン二次電池が拡販

1992年頃 NTTドコモ設立

1994年頃 プレイステーション 

 

1995年頃 ウインドウズ95

1997年頃 携帯メール、プリウス

1999年頃 iモード、リチウムイオンポリマー二次電池

 

2000年頃 全自動洗濯乾燥機 プレイステーション2

2003年頃 地デジ切り替え

 

2005年頃 エネループ

2006年頃 プレイステーション3

2007年頃 スマホ

2009年頃 パソコンが10万円を切るようになってきた 

 

簡単な年表を書きましたが、今の生活を便利にしている道具は「失われた20年」に登場していると言っていいでしょう。それなのに「成長してない」というのは、しっくりこないと思います。

 

1990年までの「大量生産-大量消費」の社会では、GDPと言う数字で『成長』や『豊かさ』を表すことができましたが、2000年以降はGDPとは違った指標が必要なのではないでしょうか。

 

誰か発案したらノーベル賞かな?!?

 

お役に立てたら幸いです。