トマトの花が咲いたらトマトトーン

トマト、ナス、メロン、ズッキーニ

効果
着果促進、果実の肥大促進、熟期の促進

ちなみに、農薬なので用法用量を守りましょう。

【トマト】
開花前3日～開花後3日位(1花房で3～5花位開花した時期)

【ナス】
開花当日

【メロン】
開花前日～翌日

【ズッキーニ】
開花当日

トマトの場合
低温時(20℃以下)　50倍
高温時(20℃以上)　100倍
1花房につき1回散布

●受粉させましょう

トマトトーンの効果は、「着果促進、果実の肥大促進、熟期の促進」なので受粉が必要です。マンション、アパートでは人工授粉した方が良いと思います。方法は、筆で花の中をなぞるか、花を指でかるく弾きます。（筆は購入後に洗ってほぐします。）

・トマトトーンスプレー使い方

花に向かってスプレーするだけです。【頂芽や幼葉にかかると、その部分が萎縮したようになるので、なるべく花房（花）にだけかかるように噴霧してください。】との事です。スプレーだと広がりすぎると思う方は、１００円ショップで小さいスプレー（香水などのアトマイザー　20〜30ml）を使うと良いと思います。

・薬害、毒性　用法用量を守れば問題ありません。

・価格　希釈用は２００～５００円　スプレータイプ（希釈済み）は７００～９００円

・希釈
５０倍　　トマトトーン１mlに水５０ml
１００倍　トマトトーン１mlに水１００ml
計量カップが入っています。計量カップが無いときは、キッチンスケール（ハカリ）で１gと１００gで計れば良いと思います。

・成分　有効成分：4－CPA　パラクロロフエノキシ酢酸・・・0.15％　農林水産省登録　第6072 号

・食紅を入れると２回散布を防げます。

・障害　２回散布すると先端がとがった感じになります。

・苗の購入
元気で、これから咲く花のつぼみがある苗が良いと思います。花が咲いていても良いでしょう。

・植え付け
花がある方を自分の方にして植えます。トマトは同じ側に花が咲いて実がつくので、ベランダならば、花を部屋の方に向けて植えましょう。

・第一花房を受粉させる
「だいいち　かぼう」と読みます。トマトの苗が伸びれば、伸びたところに花芽がでてきます。この時、一番下の花を第一花房と呼びます。トマトは、この第一花房を受粉させて着果（実をつける）することが大切です。第一花房に実がつかないと全体的に収穫量が減ります。

・芽かきと摘芯（てきしん）
脇芽がでるので、これを摘みます。そのまま伸びると葉が茂り、養分が分散してしまい花がへってしまいます。メインの茎が１本あれば大丈夫です。また、支柱の高さまで伸びたら「一番上の花房」の上に「２～３枚の葉が残る」ようにして先端を切り、それ以上は伸びないようにします。

お役に立てたら幸いです。