相手の話し(アドバイス)を聞かない人っていますよね。なぜ、聞かないのでしょうか?
改善方法はあるのでしょうか?対処法は?
【愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ】
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やる気が無いなどの理由で聞く気がない人は除きます。
いつも、自分が正しい
残念ながら、話し(アドバイス)を聞かない人の改善方法は無いと思います。
『本人に気づかせる』か『本人が気付くまで待つ』 この2つしかありません。。。
相手を変えようと思っても、それは難しいものです。相手が自主的に変わるしかないと思います。例えば、あなたが周りの人からアドバイスを貰っても、ついつい自分が「正しい」と思いがちでしょう。
世の中には、『全く話しを聞かない人』がいます。そういう人は『100%自分が正しい』と考えているので、当然、他の人の話しは聞きません。『自分が正しい』のでアドバイスを聞く必要がありませんし、自分の考え方を改めようともしませんし、改善もしません。自分が正しいから。。。。
人の話しを聞かない特徴と理由
- 自分の考えが正しいという自信がある
- 自分を正当化したい
- 固定観念が強い
- 自分の中に絶対的な結論がある
- 自分の方が、物事を知っていると思っている
- 虚栄心がある~自分を実際以上によく見せようとする心
- 自分の立場を気にする 目上の人の話しは聞くが、部下の話しは聞かない
『全能感ゆえの固定観念』
ゴッド・コンプレックスと言う、『全能感ゆえの固定観念』という概念があります。
これは、
【問題が複雑でも、それを絶対的な信念を持って、自分の解決策が間違いなく正しいと思うこと】です。
こう言う人は、周りが何を言っても聞きませんし治りません。だって『自分が正しい』んだから、アドバイスを聞く必要が無いんです。。。
明らかに自分の考えが間違っていたり失敗した時は、話しを聞きに来ます、次の時はやっぱり、自分が正しいので人の話しは聞きません。
いつまでも、その繰り返しです。それでも何回も繰り返すと、さすがに人の話しを聞くようになりますが、それでも基本的には『自分が正しい』オーラ全開です。
失敗した時も、必ず言い訳をします。自分が悪いのではなく、物や人のせいにします。
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==会社での話し==
先日、「装置の回転が早いみたいです」とアドバイスしたら、『初めに見てた時は、問題なかったので、装置が壊れています』と言ってきました。
まず初めに『ありがとうございます』じゃないの?と思いましたが言っても仕方ないので黙っていました。
後日、その装置を使ってました。『壊れてる』って言ってたじゃん、と思いましたけど。。。。
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人はいずれ開花する
人は、みんな成長途中です。ダメな人も成長すれば立派の人になるでしょう。もちろん、今日明日に成長できる訳ではありませんが、日々の努力を重ねることで、
【【人はいずれ開花します】】
しかし、周りがどんなに水をあげても肥料をあげても《自分自身が吸収》しなければ、育ちませんし花も咲かないのです。
周りの人の助けは微々たるものです。それでも一人のアドバイスは微力でも100人、1000人のアドバイスがあれば、花が咲くでしょう。
ただ、残念なことに、花が咲く前に寿命が尽きることもあります。
人の話しを聞いた方が早い
相手の話しを聞かない人は、仕事が遅いと思います。
【愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ】 と言います。
自分で確認しなくても、周りの話しを聞き入れた方が話しが早いと言うことです。よほど信憑性が低いことなら、自分で確認してもイイですが、だいたい周囲の意見を取り入れた方が物事がスムーズに進みます。
相手が経験を話している訳ですから、それを受け入れれば、自分が経験したも同然ですね。話しを聞いているのに、わざわざ無駄なことをする必要はありません。