種ヶ島

いろいろなエッセイを書いてます。

納得できない仕事 納得いかない時 納得感が大切 


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部下に『やるべき仕事を納得させる』のが管理職です。

「納得いかない仕事」や「納得できないこと」ばかりでは、

ヤル気が起きずコストパフォーマンスは低いでしょう。

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ヤル気

指示

理解

納得

ヤル気

 

部下に『やるべき仕事を納得させる』のが管理職

この一言に尽きます。

 

※部下は上司の為にいるのでなく、上司は部下の為にいる。

担当者が、仕事を効率よく進めるようにマネジメントすることが、組織の成果を最大化する

 

部下に限らず相手に納得してもらうには、

『客観的で正当な理由』が最低限は必要です。

 

時には政治的な仕事の指示もありますが、全部がそういう仕事では無いはずです。

本来なら上司が、

「経緯」「意味合い」「具体的な目的」などを説明するべきですが、説明が無いときや、少し納得できない時がある時は、

できれば上司に説明を求めましょう。

 

ただ、そう言う上司は、適切に説明できない可能性が高く、だいたい、精神論を言ってきます。

その場合の対処法は、残念ながら

【無い】ような気がします。。。

上司との関係を、気にしなければ、納得のいく説明を求めたいです。

 

結局、その場では、納得のいく説明は得られないと思いますが、何回も議論を重ねることで、上司に変化が見られるかもしれません。。。

 

我々が納得することで、仕事に対するモチベーションが上がれば、「良い仕事」ができます。そうすれば、全体の利益につながるでしょう。上司を我々のパフォーマンスを最大化できる物理的環境、精神的環境を整えて欲しいです。

 

今まで(2016-12-03)、議論を重ねていますが、目立った効果はありません。。。

上司は『自分の考えてが正しい』と考えているので、なかなか難しいです。

人間は、自分も含めて誰しも直ぐには変れないので、根気良く続けるしかないでしょう。そういう上司(先輩)にならないように反面教師にしましょう。

  

時々、

【「部下が納得している」か「納得してないか」は関係ない、上司は上司の責任と判断で仕事を指示しているので、上司の指示に従うか、転職するべきだ。】

と言う話しがありますが、我々はロボットでありません。感情があります。「やらされ仕事」では、良い仕事はできませんし、ミスも多くなるでしょう。結局、お客さんにも、上司にも、自分にとっても良い事がありません。

 

部下は上司の為にいるのでなく、
上司は部下の為にいる。

上司は、部下が仕事を効率よく進めるようにマネジメントして、組織の成果を最大化するのが仕事です。

 

なぜ?上司の給与は高いのか?

部下1人の成果は、1人がどんなに頑張っても、それほど大きくはありません。しかし、「5人の成果」は「1人の成果」よりも大きくなります。この5人を指揮して最大限のパフォーマンスを上げるのが上司の仕事なのでで、部下1人よりも給与が高いのです。

  

納得性と意思

仕事の指示(説明)をする

今、なぜ、その仕事をする必要があるのかを理解し、自分の役割として承知する

ここで、意思となる

これがヤル気ある

 

「私の部下はヤル気がない」
「もっとヤル気を持ってほしい」

と考えている上司は、部下の持っているヤル気を

『引き出せていない』

『引き出す能力がない』と言うことになります。

 

逆に言うと

『ヤル気の無い部下』を作る一番の近道は、

「納得できない指示で、納得できない仕事を繰り返しやらせる」

と言えるでしょう。

最近は、納得性を大事にする傾向が高まっています。

 

管理職の権限と責任

管理職は、会社組織が必要とする業務を遂行するために、部下を使う権限を持っています。このため、管理職の指示、命令、要求には『客観的な合理性』が必要です。

 

管理職が、仕事の内容や目的を下部に合理的に説明ができないのであれば、管理職自身がその仕事の意味を理解していないことになります。部下が、やるべき事柄を納得していなければ、単なる苦役としての『やらされ仕事』でしかありません。これでは、与えられた仕事に対する工夫、改善や効率を考えようとする意識も生まれません。

 

仕事に納得性を持たせていく為には、管理職は、常に「仕事の正当性」と「仕事の見通し」を部下に示すことが必要でしょう。仕事を説明する時に『大事だから』と言いますが、そもそも「大事」か「大事じゃない」はその人(上司)の主観です。

例えば、人生で大事な事を聞くと、家族、お金、健康、趣味、などのよう違った答えが帰ってきます。

 

これは、人によって「大事な事」が違い、自分ひとりの物の見方で考えているからです。

 

「大事だから」と言う説明だけでなく、こう言う状況なので、

この仕事をする事で、

このような結果になり、

最終的には、このようになる。

と説明すれば、納得もできると思います。

 

参考文献

部下をプロ人材に鍛える 三つのステップ―人材成長のためのリーダーシップ

 

 部下に“やるべき仕事を納得させる”のが管理職

部下に“やるべき仕事を納得させる”のが管理職  週刊Neue Fahne 

やる気のない部下をつくる一番の近道は、「納得できない指示で納得できない仕事を繰り返しやらせる」ことであると言えるでしょう。ただし、納得も程度の問題です。「現在の若手社員は、われわれが若いころよりも納得性を大事にする傾向が高まっています。

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お役に立てたら幸いです。