サバに漁獲量規制を提案について
漁獲量の規制は必要なのでしょうか。
いつまでも魚が食べれるように、漁獲量の規制は必要です。格好つけると【生物多様性】でしょうか。
日本、サバにも漁獲量規制を提案 北太平洋漁業委員会 - SankeiBiz(サンケイビズ)
資源には限りがあります。この世にある物質は有限です、限りがあります、無限にある訳では無いのです。更に、生物(魚、鳥、動物)などは、病気、捕食、環境などによって生息数は変化します。
減少したら、簡単には増えません。
自然界の繁殖には、一定数の生息数が必要です。仮にライオンのオスとメスが10頭ずついても、オスとメスが出会う可能性が低く、子供が大人になる可能性も低いので、いずれは絶滅します。
ザックリ言うと、最低でも1000固体以上が必要です。
最小存続可能個体数 - Wikipedia
これは、生存数なので繁栄するには、更に多くの固体が必要になります。
海は広いですが、多くの魚が生存しているのは、太平洋などの外洋であっても太陽の光が届く水深200mまでです。大陸棚がちょうど200mです。
この200mまでって意外と狭いんです。
その狭い所にしか魚はいません。大型船で操業したら、直ぐに(30年くらい)居なくなります、私が小学生の頃は、堤防からサバが釣れ放題でしたが、今はサッパリです。
やはり、自制が必要です。会合には、日本、カナダ、ロシア、中国、韓国、台湾が出席で、中国が反対したようです。一応、中国の報告では、漁獲実績は2014年の20隻から15年は80隻。日本の排他的経済水域付近の公海でサバを漁獲している中国船が、16年は8月までに約130隻確認されています。
中国は「資源量の減少が不明な段階で規制を強化すべきではない」と反発したそうですが、資源の減少は乱獲以外に理由はありません。なぜ、中国はパンダを保護しているのしょうか?パンダが絶滅するからに他なりません。「パンダが絶滅する」から保護して『サバは絶滅しない』から保護しない理由が分かりませんね。
確かにデータが必要ですが、そういったデータを集めるのは大変です。それにサバの減少と生息数のデータを集めなくても、ハタハタと言う良い例があるので、歴史に学べば良いと思います。
『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』と昔から言います。
中国は、国連安保理(国際連合安全保障理事会)の常任理事国なので、世界の平和に向かってリードしてもらいたいです。
水産庁の佐藤一雄長官は会合の冒頭、「日本の漁業者の努力で(マサバの)資源はようやく回復傾向にある。(乱獲を続ければ)資源の回復傾向に悪影響が生じ、漁業者の努力が台無しになる」と強調した。
<<動物と人間の違いは理性の有無>>
・サンマ戦争~中国や台湾が爆漁獲で、サンマも高級魚に!(児玉克哉) - 個人 - Yahoo!ニュース
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