どうして、いじめの対策や対応が共有されずに同じようなことが毎回起こるのでしょうか?過去事例や他市町村の教訓が生かされないのか?
イジメの被害者が助けを求めても、今度は組織にイジメられる現実。。。
『イジメは有るもの』と言う前提で、対策したり対応する必要があると思います。また生徒には、何もしなければイジメは自然と発生することを教えるべきでしょう。だからこそ、みんなで意識的に協力して「イジメ」が起きないように、注意して見守っていくことが必要だと思います。
朝日新聞 投書欄 「声」
2017年2月18日(土) 16面「声」
いじめの事例なぜ生かさせない
無職 愛知県67歳
福島第一原発事故で横浜市に自主避難した生徒へのいじめ問題で、市教育委員会の教育長が、生徒の同級生なり対する金銭授受も「いじめの一部として認識する」と訂正し、頭を下げた。教育長は当初、第三者委員会が「いじめのあたらない」と答申したのを受け、いじめと認定することは難しいと発言し、批判を受けていた。(中略)
1度目は同級生から、2度目は守ってくれるはずの大人からいじめを受けたようなものではないか。(中略)
教育に携わる人々は、人間を育てるという原点に立ち返り、もっと真摯に子どもに向き合ってほしい。
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ちなみに警察も、
【両親は平成26年7月、県警に同級生から金品を要求されたと相談。県警は男子生徒や金品を受け取った同級生らから事情を聴いた上で同10月、両親に「1回約10万円、ゲームセンターなどで使った。総額は約150万円だった」と連絡した。】
と言うように積極的に動かなかったようです。(産経ニュースより)
被害者は、周りの生徒にイジメられ、学校や教育委員会にイジメられて。。。
なぜ、毎回おなじようなことが起こるのでしょうか? なぜ、イジメが有ったのに、『イジメは無かった』と言うんでしょうか? 他市町村の事例が生かされないのでしょうか? 情報を共有しないのでしょうか?
おそらく、学校や教育委員会の考えは「イジメは無いもの」、「イジメがあることは悪いこと」、「イジメがあると評価が下がる」という考え方が前提なので、できるだけ『イジメは無かった』と言う結論が欲しいんだと思います。
でも、イジメって直ぐに発生します。大人が集まる会社でさえハラスメントがあるように、精神的に未熟な子供たちがあつまる学校では、自然とイジメが起きるものです。
イジメの原因
特に日本では
「同じであることが正しい社会」
『異なる者を認めない社会』
個性が大事とか言ってるわりに、「集団の和」から外れると疎外されます。
:なぜ日本はいじめが多いのか? 誰も語らない要因 | 佐藤由美子
確かに、障害者学級ってありますよね。私の小学校にもありました。障害者に対してイジメがあったような記憶はありませんが、でもなんか「線」があるような感じはありまました。普通に接すれば良いのですが、実際にはどのように接して良いのか分からない不安もありました。
パラリンピックとオリンピックを別けて開催していることも変ですね。
常に「イジメは有るもの」と考える
子供に限らずに人があつまる場所では、イジメは無意識に発生するので、意識的に防ぐ必要があります。
イジメが起きてから、「イジメがいけない事」だと教えても、既にイジメが起きてるので何も解決しないし、ただの対処療法にすぎません。
日頃からイジメが起きないように教育することが大切だと思います。1度、教えたから大丈夫ということでは無く、2ヶ月に1回くらいはイジメについてクラスで議論した方が良いと思います。大人が一方的に喋るのではなく、生徒達にイジメについて考えさせることが重要だと思います。
お役に立てたら幸いです。