見やすいフォントは? おすすめはメイリオ? エクセル、パワーポイントには?
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見やすいフォントは、なんでしょう。
・メイリオ ~ 明瞭が語源
・Noto Sans Mono CJK JP または Noto Sans CJK JP
・無料の「UDデジタル教科書体」モリサワ、
・有料の「イワタudゴシック」
エクセルには
- メイリオ ~ エクセルでもワードでもメールでも問題ないです。画面でも印刷でも見やすいです。フォントの指定が無ければメイリオが良いです。Wordの場合は行間を調整します。
- Verdana ~ 日本語はMSPゴシックで、ローマ字や数字がメイリオになります。
- 有料ですが「イワタudゴシック」 ~ 食品の原材料を書いてある文字に使われていて、小さくても視認性が良いので見やすいです。
- MSPゴシック ~ 見慣れているので。。。ある程度、太い方が見やすいです。
メイリオはマイクロソフトが開発して、エクセル(Windows、確かMacにも)に標準で入っているので直ぐに使えますしね。MacにはOffice2008から入っているようです。
確かにメイリオは見やすいですが、私の場合はエクセルを記録ノートや指示書のように使っていますので、
Excelでメイリオにすると、文字の上下に空間が必要になり、行の高さを広げる必要があります、そうすると映る範囲が狭くなってデータが画面に入りません。。。
そこで、日本語はゴシックで、英数字はメイリオになる
『Verdana』を使用しています。
MSPゴシック 11ptでも、行の高さが標準の『13.5』では、「文字が詰まった感じ」で少し見にくので、15~20にするとかなり見やすくなります。セルの中で折り返す場合の行の高さは自動調整よりも、少し広めの方が見やすいです。メイリオ 11ptだと行の高さは18~20くらい欲しいですね。
ちなみに「メイリオ」と「Meiryo IU」少し違います。「Meiryo IU」は文字間隔が少し詰まった感じでメイリオの方が良いかなと思います。
グーグルのNoto Sans Mono CJK JP
Noto Sans Mono CJK JP 等幅フォント
または
Noto Sans CJK JP プロポーショナルフォント
があります。
グーグルのGoogle Noto Fontsにアクセスして、jpで検索するとSansとSerifが表示されるので、必要な方をダウンロードしてインストールしてください。
等幅フォントのアルファベットが細いですが、
大文字のアイ、小文字のエルなどが区別しやすいです。
モリサワ サインペンの手書き風のUDデジタル教科書体
モリサワの「UDデジタル教科書体」が、弱視や読み書き障害に対応した、教育現場などに適したフォントで見やすいです。UDは、ユニバーサルデザインの略です。
明朝体だと細いので、文字を詰め込めるんですが、行間や文字間隔が狭くなり見にくいんですよね。
見にくいフォント
また、エクセル2016から標準フォントが『遊ゴシック』に変わりましたが、細くて見にくいです。プロジェクターに映すとかなり見にくいです(プロジェクターが古いという噂もあります)
ファイル → オプション画面を開き、「基本設定」→「新しいブックの作成時」にある「次を既定フォントとして使用」で変更します。
フォントが見やすくても、エクセルが見やすいとは限りません。エクセル全体のデザインも大切です。
:外資系投資銀行のエクセル仕事術 数字力が一気に高まる基本スキル
:外資系金融のExcel作成術: 表の見せ方&財務モデルの組み方
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メールには
メールは、字間が広めのメイリオを使っています。
HTMLメールだとフォントを変更できない場合があるので、テキスト形式に変更します。ただ、テキスト形式にすると、本文中に表を挿入できませんし、フォントの色を変更できませんので、その点はよろしくお願いします。
私は、Outlook2007で、テキスト形式にしてフォントサイズを11~12にしています。
ちょっと問題があって、Outlook特有の問題ですが、
Outlookから送られてくるHTMLメールを、Outlookでテキスト形式で受信(変換)すると、余分な改行が含まれる場合があります。改善する方法が幾つかありますが、私の環境では改善されないので、仕方なく改行が多いですが、我慢しています。
(Outlookは、メールを書くときにWordの機能を使っていることが原因らしいです)
パワーポイントはゴシック系がオススメ
・プレゼンの極意とは 資料や構成の作りたかのコツ - 種ヶ島
まぁ、標準でゴシックが設定されてる訳ですが。。。
普通にMSゴシックで良いと思います。
太くてハッキリとして、見やすいので、ゴシックが良いと教わりましたし、私も同感です。最近は、WindowsでもMacでも使える「游ゴシック体」を選ぶ人も多いようです。ゴシックとしては少し細めのゴシックでメイリオ風な感じでしょうか。
多くの人に見てもらうので、見やすさ重視ですね。メイリオでも良いのですが、ゴシックよりも「字が細め」なので会場が広いと後ろの人は見にくいかもしれません。年配者が多ければ尚更です。
フォントその物が細いとフォントサイズを大きくしても、その割に太くなりません。
その点、ゴシックなら太くて見やすいです。
また、同じ系のフォントを使えば、
ページのタイトルと本文のフォントを変えてもメリハリがついて良いです。
タイトルには、
「ヒラギノ角ゴProW3」や
「HG創英角ゴシックUB」
本文には、「MSゴシック」って言うのもありです。
パワーポイントが、なぜ見やすさが重要かと言うと、だいたい観衆は「発表」を聞いてません。。。『プロジェクターのスクリーンを見ています。』 一生懸命、話しても、ほとんどの人がスクリーンの字を目で追っています。
それを象徴するのが、質問タイムで『えっ そんな所を見てたの?』と言う質問がきます。
『パワーポイントには、ゴシック系で如何でしょうか。』
ちなみに、白地に、黄色や黄緑のフォントや折れ線グラフを使うと見にくくなるので、注意が必要です。灰色地か黒地にした方が良いと思います。
・ プレゼンの極意とは 資料や構成の作りたかのコツ - 種ヶ島
Wikipedia
Verdanaは、同じヒューマニスティック・サンセリフ体のフルティガー(Frutiger)と同様の視認性のよさ、スリムさ、安定感を備えている。案内標識のためにデザインされたフルティガーとは違い、Verdanaはコンピュータ用ディスプレイ上でサイズを小さくしても読めるようにデザインされている。
お役に立てたら幸いです。