種ヶ島

いろいろなエッセイを書いてます。

Outlookの受信トレイの差出人に連絡先の名前を設定するマクロ


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Outlookの受信トレイの差出人は、アドレスが表示されるので、誰からメールが来たのか分かりにくいです。

送信者が名前を設定してくれればイイですが、全員に依頼することは難しいです。そこで、「差出人」と『連絡帳の名前』とリンクさせて表示させる方法を紹介します。

yamada@~~

山田五右衛門

連絡先をマクロで活用する | Outlook 研究所

マクロを使います。アウトルックには、差出人と連絡帳をリンクさせる機能は無いようです。Outlookのマクロに詳しいサイトは、少ないですが、『Outlook研究所』さんはとても参考になります。
『Outlook研究所』連絡先をマクロで活用する ページの
2番と0番をOutlookのVBAマクロに入力します。

  • 2. 受信したメールの差出人を連絡先から検索する
  • 0. メールアドレスから連絡先を検索する 

【【 手順 】】

Outlookを起動する

  1. Alt+F10を押して、Microsoft Visual Basicを起動する
  2. 左側に『プロジェクト-Project1』が表示されてなければ、Ctrl+Rを押して表示させる
  3. Project1(VbaProject.OTM)を展開する (先頭の+をクリックする)
  4. Microsoft Office Outlook Objectsを展開する (先頭の+をクリックする)
  5. ThisOutlookSessionをダブルクリックする
  6. 右側のエリア(ウインドウ)にコードをコピペして、上書き保存する
  7. F5を押して、ThisOutlookSession.RewriteSenderInInboxを実行する
  8. エラーが出る場合は、セキュリティに引っかかっているので下記参照
  9. もしくは、Outlookのマクロのセキュリティを下げる
  10. Outlook→ツール→マクロ→セキュリティ→マクロのセキュリティチェックを行わない→OK
デジタル証明書が必要な場合

Outlookを再起動したらマクロが動かなくなったので、有効化した。 - koroharo twitter log たまに 犬って突然いなくなるよね。日記

  1. [スタート]-[すべてのプログラム]-[Microsoft Office]-[Microsoft Office ツール] にある[VBA プロジェクトのデジタル証明書] を起動します。
  2. [デジタル証明書の作成] ダイアログの [証明書の名前] に自分の名前を入力します。
  3. [OK] をクリックします
  4. 次に、「1. マクロの作成」の以下をやって、マクロにデジタル証明書を設定する。
  5. Outlook を起動します。
  6. [ツール]-[マクロ]-[Visual Basic Editor] をクリックします。
  7. [Microsoft Visual Basic - Project1] ウィンドウの左側の [Project1] の左横にある + 記号をクリックして展開します。
  8. 同様にその下に表示される [Microsoft Office Outlook Objects] を展開します。
  9. [ツール]-[デジタル署名] をクリックします。
  10. [選択] をクリックし、[証明書の選択] で先ほど作ったデジタル証明書を選択し、[OK] をクリックします。
  11. Ctrl+S キーを押し、マクロを VbaProject.OTM として保存します。
  12. ここまでやったら、Outlookを再起動する。
  13. 再起動すると、先ほど設定したデジタル証明書を信頼するかどうかみたいなダイアログが表示される。
  14. ここで、この証明書を常に信頼するように設定する。
  15. これで、常にマクロが動く状態になる。

この設定で、
マクロを実行するか、
メールを受信すると、受信トレイの差出人に、Outlookの連絡先の名前が表示される
名前は、連絡先の『個人用の連絡先』から引用される
 個人用の連絡先が複数ある場合は、標準の『連絡先』からのみ引用される

よく使うアドレスを『名前の選択:連絡先』の上位に表示する方法

Outlookの連絡先を表示して
希望の人をダブルクリックして、連絡先の編集画面を表示する
姓(G)/名(M)の欄の右側に、例えば『1 山田 太郎』と入力する
【保存して閉じる】選択
1、2、10、11の場合は 1、11、2 の順になるので 01、02、10、11 とする